ぜん breath IV

入口と出会い

今年の入口は三度目とほとんど固定して同じ感じになりました。看板も流用で変える考えもなくほぼ完成した感があった。

それでも「これは何?」との質問が絶えなかった。透けた暖簾(のれん)に対する疑問が多かったと思います。

やはり「ぜん」というタイトルを「禅」と思う人が多い。「自然の然です」と説明し納得してもらう。

入口扉上のネットには今朝拾った柿の葉を乗せた。この一枚の葉の中にさまざまな色が浮き出ていた。やっぱり自然にはかないません。看板の下にも葉っぱや木の実を色々と置いた。
今年は入ってすぐに世界が変わるような空間作りが出来た。空間の床一面に落ち葉を敷き詰めました。自宅の近くの公園で清掃で集められた落ち葉を大きな袋でいくつももらってきたりもした。落ち葉の地面を踏む感覚を訪れる人は楽しんでくれました。あちこちにまき散らした木の実を見つけては喜んで持ち帰る子供達の姿も見られました。
松ぼっくりにドングリ…。自然の中のような空間でしたが、施設の管理から苦情があり、この落ち葉の空間づくりは今回のみになりそうです。(公共施設なので火事になったら大変だからだそうです)今回は許して頂きました。感謝です。裏話ですが今年から搬入を運送屋さんに頼みました。お陰さまでゆっくり準備に時間を費やせました。(結局最後は大急ぎ……)
看板上の天井から下がる鳴り子もお馴染みになった。今年下に下げたのは小さな籠に入ったミカン。

入口の文字(言葉)は今年は得になく、去年の板はベンチ代わりに訪問者の椅子になった。ここに腰掛けてもらってゆっくりしてもらった。

今年はお茶の種類を増やしてメニューにしてみました。かえって迷う元になった気もしますが…。
今年もいろいろな出会いがありました。今年は入ってくる人と来ない人がよりハッキリ分かれたようにも思います。落ち着くという人と、暗くて(樹海みたいで無気味?)恐いという人。

ある日、床の落ち葉で落ち葉投げをして騒いでいった子供たち。毎日のようにやってきて大騒ぎ。友達(?)になりました。(下の写真)

集まった数人(初対面の人も)で怪談話をして盛り上がったりもしました。

木の葉小僧みたい…という記帳もあったけど…。

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