ぜん breath III

空間の住人たち

やはり目立ったのは空間中央に立つ巨大な鳥の姿。拾って来た太い紙の筒から思いついた足から発想。頭から首、胴体は開催前日にアパート前の大家さんの庭から切られた木の細長い枝で制作。意外と柔軟性があり蔦の籠の要領で作りギャラリー搬入後に組み立てた。思ったより重量があり、立ち上げに苦労しました。ニュージーランドにかつて実在した翼のない怪鳥のジャイアントモアがモデル。
大きすぎて全体が入らなかった全体像が左

右は首から頭まで下から見上げたところ…

下は足元。新聞を糊で固めたものやドングリがまいてある。

足元にはジャイアントモアの解説を置いてもらった。「これは何ですか?」との質問が多かったので。

左は胴体のアップ。

今年の住人である人形。手足は壁面の絵に使った和紙の巻いてあった紙筒をワイヤーでつないだ。顔と胴体はワイヤーで形を作り半紙を貼って墨やカラーインクを垂らした。

特に身体は意図なく釣り下げて脱力した感じになった。(準備に時間が無くこうなったのですがかえってよかったかも…)

左の女性にはバラを持たせた(下)。男女の違いは胸が膨らんでいるかどうかだけ。

「どうしてみんな裸なの」と聞いて来た子供がいました。右は男?

左は唯一、足を上げた人形。

動きがあるのはこの住人だけ。

ワイヤーで作られた手足の先。

住人の1人には松ぼっくりと胡桃と、そして稲穂を持たせた。

何か大切なものを持つように…

奥の墨に投げられるように置かれた人形。まさに脱力そのものの住人。これが気になる人が意外といたのが面白かった。みんな日常に緊張しているのかな…。
モニターの前に立つ女性と、モニターに座る巨人。

巨人は唯一体を竹で制作。立ち上がればかなりの大きさだが時間の都合もあり無理でした。(重いし)

モニターの映像は今年も流していた。空間に流れる虫の音や鳥の声がその音声を兼ねている。

画面の映像の一部はこちら…

三年目の登場となる赤ん坊は、ワイヤーだけでできた人形のお腹に入っている胎児になった。(ワイヤーの人形はほとんど遠目には見えない)

「ブランコしているのかと思った」入口から入って来た訪問客が口にしていました。

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