ぜん breath II

空間の風景 3

入って正面にある3枚の絵は人物である。

思うままに墨で線を描いて、好きなところに絵の具で色を落とす。

にじみも、垂れた墨もそのままで完成。

製作は勢いに任せて数分で終わる。

初回に比べるとかなり抽象的になってきた。それでもなんとなく人の形に見える人が多かった。

できる限り、意識をしないように描いたもの…。

左は入って右手にある壁面の絵(?)。紙を床に敷いて墨の入ったバケツを中央に置いて、一気に好き勝手に白い紙を汚したもの。(真ん中の白味はバケツを置いたところ)後はカラーインクを散らした。それだけのもので、そのままのもの…。
右は奥の壁のもの。3枚で1枚の作品。これも人の形をイメージした。茶色く見えるところはコーヒーで描いた部分。にじんだ感じが気に入っていた。形はどんどん抽象的になっていく。
上の壁面の右上と左下に置いた2枚のパネル絵。木のパネルに白いペンキを塗った後に描いたものと、彫刻刀で表面を削って描いたもの。

右が右下の部分アップ。右下の絵が牛に見えるとか、お父さんに似ているとか、不思議な感想をもらったりした。

右上の絵 左下の絵
入って左手前の壁は空間内で最大の壁面。大きな紙に好きなように墨で線を描いて好きに色を入れた。

何の形ということはなかったけれど。団体で入って来た小学生の一団が皆であれこれ想像をめぐらせていたのは可笑しかった。

「分かった!これは鳥がよだれをたらしているんだ!」

などなど…何に見えますか?

入って左正面の壁はところどころ渦巻きが見えるこれは、捨ててあった箒(ほうき)に墨を付けて描いたもの。

紙の上で飛んで回って描いたものは、やはり形は無くとも肉体であるのでしょうか?ここにあるのはなんでしょう。

記帳のノートにこんな感想が描かれていました。

「入ってすぐなつかしいなァーと感じ、とっても安心しました。しかし、段々とかなしくもなって来ました。人間って弱いなァーと。」

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